最後に夏休みのプール開放について伺います。
学校プールの廃止方針により、今年度いきなり夏休みの学校プール開放事業までなくしてしまいましたが、事業の再開を強く求めるものです。青柳市民プール、そして東町プールの廃止で、水戸市に屋外市民プールがなくなって以来、その代替策として始まり、多くの市民や子どもたちが利用し楽しみにしていた事業です。当時のスポーツ課の皆さん、そして学校施設課の皆さんの大変なご努力で年々利用できるプールを増やしながら、市内7か所で行われてきました。コロナで利用できなかった時期はあるものの、毎年8000人以上が利用し、特に人気のある新荘や緑岡では1500~1700人以上もの利用がありました。
私は、本市に屋外で泳げるプールがないという事態は、水の都、水泳のまちである水戸の歴史文化に反するものと考えます。子どもたちや市民からの要望も強く、屋内プールでは得られない夏の体験の場であり、水戸市にどうしても必要な事業です。そもそもこれまでに学校プールを整備してきた費用、補修改修費用をドブに捨て、まだまだ十分に使えるプールを使わずに放置することは、市民の財産を棄損しているものと考えます。「あるものを活用し大切に長くつかう」これも、この水戸藩の大事な教えのひとつです。学校プールでの授業を廃止してしまっている現状で、7か所すべてを開けるのは難しいとしても、少なくとも新荘、緑岡、国田など、使いやすく整備されているプールは、今夏から速やかに開放事業を復活することを求めますが、いかがでしょうか。
以上で、1回目の質問をおわりますが、私は、市民が納める税金は、市民のために使う、未来を担う子どもたちの豊かな成長のために使う、水戸らしい水戸ならではの文化をしっかりと継承していくために使う、と、当たり前のことをいっているだけです。明解なご答弁をお願いいたします。
答弁:市民協同部長
土田議員の代表質問のうち,夏休みのプール開放事業についてお答えいたします。
本市におきましては,「いつでも どこでも だれでも いつまでも スポーツを楽しめるまち・水戸」の実現を目指し,スポーツ振興施策を総合的に推進するための指針として,今年度に水戸市スポーツ推進計画(第2次)を策定したところであります。
その中で,水泳の普及,振興につきましては,特に幼少期から水に親しみ触れ合う機会や,水による事故の危険性を理解できる環境を設けることは重要でありますことから,プール開放事業や各種水泳教室を実施してきたところであり,市民の健康づくりにも大きく役立っているところであります。
令和6年度からは,夏休みのプール開放事業をさらに発展させ,より多くの人々にプール開放を利用していただくため,気象に左右されずに,より快適な環境を提供するという観点で,屋外の学校プールから,青柳公園,小吹運動公園,下入野健康増進センター内の屋内プール3か所を開放することといたしました。
当該事業を実施することにより,近年の気温の上昇による熱中症や紫外線の健康リスクを軽減できたことや,雷などの天候による中断のリスクを防ぐことができたものと考えております。
また,市有の屋内施設は,更衣室やトイレ,観覧席などが整っていることから,利用者はもちろんのこと,観覧者や監視員の環境改善にもつながっております。
利用者からは,「快適な施設を無料で使える」や「日焼けの心配が無いので親子で泳げる」などの声を多数いただいており,利用者数につきましても,3施設の合計で延べ9,057人と,令和5年度の学校プールでの実績よりもおよそ900人増加しており,市有施設の屋内プールを開放した効果が現れているものと考えております。
したがいまして,夏休み期間中の屋内プール開放事業が好評でありますことから,引き続き市民ニーズを的確に捉えながら継続して実施してまいります。