次に、みと文化交流プラザについては、存続をもとめて質問をいたします。
改めて拙速な解体をやめること、当初の予定通り、長寿命化改良工事を行い、長年活用されてきた歴史ある貴重な市民の財産を大切に生かし、今後も長く活用することをもとめるものです。
先の12月議会質問の繰り返しにもなりますが、このいきなりの施設廃止に、長年利用している様々な文化団体から悲鳴があがっております。立地のよさ、歴史ある土台のしっかりした建物の重厚さ、市民会館のように音漏れしない壁、ピアノやホールなど設備の充実、夜間でも芝居の稽古や音楽の練習もできる利用しやすさ、施設の利点は上げればキリがないほどですが、どれをとっても今の水戸市で、他にはない施設であり、まさに市民に親しまれてきた文化活動の拠点施設です。
そもそも市としても、震災を受け耐震補強工事も行い、近年も外壁の塗装や看板もきれいに直し、次は長寿命化改修で長く使うつもりだったのではないのですか。12月の答弁では、長寿命化改修と解体建て替えを比較検討した結果、解体して平屋の市民センターに改築するとしたとのことですが、私は、市民活動や文化活動に資する予算は、ただお金がかかるかからないで判断するものではないと考えますし、文化や歴史にかかわる施設を、こんなことでケチって壊すべきではないと思います。
利用している多くの方たちになんの打診も意見聴取もせず、ギリギリになって紙1枚で知らせ、有無をいわさず解体するなど、とても許されないやり方ですが、建物の老朽化についても、これまで雨漏りや空調の故障など、不具合が起きた時に、すぐに補修改修を行ってこなかったことが、市長の文化施設への予算配分が不十分で、本施設が後回しにされていたものと考えます。いずれにしても、市民の貴重な財産である文化施設を、予算で天秤にかけるような経済的判断で、利用者も無視して廃止すべきではないと考えます。
高橋市長は、市民会館や民間マンション建設には糸目をつけずじゃんじゃん税金を流し込むのに、みと文化交流プラザはケチケチ予算で廃止してしまう、と、これでは文化都市みとの名が泣きます。解体と施設廃止の撤回を求めますが、いかがでしょうか。答弁願います。
答弁:高橋市長
次に,みと文化交流プラザについての御質問にお答えいたします。
「みと文化交流プラザ」につきましては,昭和50年に「文化福祉会館」として建設され,平成23年からは,1階から3階までを五軒市民センターとし,4階から6階までを男女平等参画センターとする複合施設として多くの市民に親しまれてまいりました。
一方,築後約50年が経過し,建物内では,複数箇所で雨漏りが発生しているほか,空調設備等の不具合など,設備の老朽化も著しくなっております。そのため,「水戸市第7次総合計画-みと魁・Nextプラン-」の策定に当たりまして,みと文化交流プラザにつきまして,長寿命化改修工事と改築工事の事業費と使用可能年数などの比較検討を行った結果,五軒市民センターの整備方針を改築とし,単独施設及び平屋建てで整備する方向で位置づけました。
また,複合機能の一つである男女平等参画センターにつきましては,令和6年第4回定例会で議決をいただき,本年4月から,拠点機能を担う男女平等参画課を本庁舎内へ移すことを決定しております。あわせて,本庁舎2階と4階の2か所に,男女平等参画施策の活動拠点となるミーティングルームを配置し,活動を積極的に支援してまいります。
また,五軒市民センターにつきましては,市民センター運営審議会の委員,施設利用団体の代表などで構成される「五軒市民センター建設検討委員会」において,地域に必要な規模,機能を話し合い,現在地で改築することを既に御了承いただいており,まもなく私の元へ報告書が提出される予定であります。これらの状況が整ったことから,今定例会において,解体工事等に関する予算を提案させていただいたところであります。
なお,五軒市民センターの工事期間中は,仮事務所を国際交流センター内に設置してまいります。仮事務所では,クラブやサークル活動への貸室業務は休止とさせていただきますが,証明書発行業務や地区会等との連絡調整事務を行うなど,基本的な機能を保持してまいります。
今後,快適で利用しやすい五軒市民センターの整備を進め,地域に寄り添い,地域コミュニティ活動の一層の促進を図るとともに,子育て支援や生涯学習などの多様な機能を持ち,多くの市民の皆様に愛される拠点づくりを進めてまいります。
なお,夏休みのプール開放事業についての御質問につきましては,この後,市民協働部長から答弁をいたさせます。私のほうからは以上でございます。