次に、旧統一協会との関係について伺います。

連日、旧統一協会と政治家や国、地方自治体との関わりが報道され、旧統一協会が数十年に渡り宗教の名を借りた反社会的行為を繰り返してきた事実や、多くの被害者が霊感商法や法外な献金、家族の離散など痛ましい被害にあってきたこと、また、その事実や経緯、団体の内情を知りながら、活動や団体の広告塔となり旧統一協会の勧誘にお墨付きをあたえ、被害を拡大、深刻にしてきた責任も問われています。

地方自治体では、協会の関連団体のイベントや講演などに、市の施設や学校などが使われたり、イベントを市や教育委員会が後援や共催をしたり、市長や議員が参加し挨拶や講演を行った、あるいは、信者とは知らずに子どもたちの科学教室やおはなし会などを定期的に開催してしまっていた、など、様々な事例が報告されています。イベント自体は、巧妙に統一協会の関連団体だということが隠されていたり、あるいは、平和や家族、スポーツや国際交流など、ある意味わかりやすく共感が得られる体裁で行われています。しかし、そこから参加者や子どもたち、その父兄への勧誘につなげていく手口や、悪質なマインドコントロールが大きな問題であり、それがここまでの被害や、政治や社会の歪みを広げてきたのです。

こうした旧統一協会や関連団体との関わりについて、早速、過去にさかのぼって調査をし、事実を報告して率直に謝り、今後一切関わらないとの表明をきちんと公表し、ホームページに掲載する自治体も出てきています。そこで、高橋市長には、本市では、過去に旧統一協会関連のイベント等に市が関わったことがあるのか、しっかりと調査し公表する考えはあるか、また、今後、関わりを持たないと明確に表明する考えがあるのかを伺います。

答弁:市長

旧統一協会との関係についてでありますが,これまで市としても,私個人としても旧統一協会関連のイベント等に関わったことはありませんし,今後も関わることはございません