後に、国葬への対応について伺います。

先月29日に、私たち水戸市議団が行った申入れに対し、市長は、市として弔意の強要はしないとの回答でしたが、その後。岸田首相が、葬儀委員長として、各省庁に黙とうと半旗の掲揚を指示しました。地方自治体に弔意をもとめることはしないとはいわれていますが、自治体によっては、中央省庁にならい反旗をあげると表明するところも出てきています。

改めて、市長の考えに変わりはないかを伺いたいと思います。

また、本議会の最終日の日程を変更して国葬に参列するという議長の、参列にかかる経費はどこから出るのか、もし本市の予算から支出されるとすれば、まるで根拠がなく許されないものです。私たちは今議会に、国葬の中止をもとめる意見書案も提出しておりますが、今回の国葬には法的根拠がなく、明らかな憲法違反であること、さらに国会審議もなく決定され多額の予算が執行されるとすれば、議会制民主主義をも根底から踏みつぶすものです。

高橋市長には、こうした政府の迷走にふりまわされることなく、市民や子どもたち、また本市職員に対し、憲法にのっとり思想および良心の自由をまもり、理のない強制をしないこと、また市民に説明できないような予算執行を行わないことを強くもとめます。

以上で私の1回目の質問を終わります。

答弁:市長

次に,国葬への対応についてお答えいたします。

「市民や職員に弔意の強要はしない。」という考えに変更はございません。