次に、屋外市民プールについてです。

東町プールの廃止で、今年の夏、市民が気軽に、ちいさな子どもたちも一緒に利用できる屋外プールがなくなってしまいます。以前にも質問しましたが、長く市民に愛されてきた青柳の市民プールのような、子どもから大人まで一緒に楽しめる屋外市民プールが、水戸市には必要であり、早急に整備すべきと考えます。速やかに整備計画に取り組むことを強く求めるものです。

また、当面の課題として、この夏から学校プールの開放をするということですが、具体的にはどうなるのか、お聞かせください。特に、市内の子どもたちが誰でも気軽に利用できるのか、とりわけ東町プールを利用していた就学前のちいさな子どもたちにも、水遊びの場として確実に提供できるのかお答えください。

答弁≪市民協働部長≫

土田議員の一般質問のうち,スポーツ行政についてお答えいたします。
現在,本市において利用可能な屋外プールは,東日本大震災の影響により,青柳公園市民プールが使用を停止していることから,大串貝塚ふれあい公園プールのみとなっております。
本市といたしましては,青柳公園市民プールに加えて,東町運動公園プールが閉鎖されたことを踏まえ,子どもたちが水に親しみ触れ合う機会を確保するため,今年の夏休み期間中の土曜日,日曜日及び祝日において,25メートルプールに加え,低学年児童が利用する水深の浅い徒渉池(としょういけ)プールを設置している小学校プールを,地域バランスを考慮しながら一般開放してまいりたいと考えております。一般開放に当たっては,広く,地域内外の未就学児を含む子どもたちも利用できる環境を提供してまいりたいと考えております。
また,市民のプール開設時の利用状況や大会参加者数などを踏まえ,年間を通して利用可能な施設の確保が重要であると認識し,水戸市第6次総合計画に「新たな屋内公認プールの整備」を位置付けたところであり,現在進めている各スポーツ施設の整備状況等を踏まえながら,今後,整備に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。