それぞれご答弁いただきましたが、二点、再質問いたします。

まず、ひとつは新市民会館計画についてです。
市民会館の周辺に、いったいどんなお店が集まって、どんな賑わいがつくれると考えているのか伺います。2000席のホールを使うコンクールや大会、3000人規模のコンベンションであれば、参加する人たちの食事は、ほとんどケータリングになると思われます。周囲の飲食店に行くわけではありません。打ち上げや懇親会も、普通に考えて、駅周辺や大工町などの、ホテルや飲食店街で行われるでしょう。また、一流アーティストならなおさら、楽屋から外には出ませんし、終演後も、なるべく早くホールから遠くに離れてしまうものです。
大きな会館の周囲に、新たな賑わいなどは作れないと思いますが、お答え願います。

もう一点は、東海第二原発についてです。
先ほど、質問の中でも申し上げましたが、東日本大震災後に、茨城県内でマグニチュード5以上の地震が増えているということです。最近もたびたび大きな地震があるので、実感としてもおわかりと思いますが、震災前、2008年からの3年間で、県内を震源とするマグニチュード5以上の地震は19回だったのに対し、震災後から今年の9月までに、153回です。
さらに、全国で起きているマグニチュード5以上の地震の4分の1が、茨城県が震源になっているものです。私たちはこれほど地震の多い地域に住んでいるのです。大きな地震が起きてからでは取り返しつきません。今後、30年以内に首都直下地震が発生する確率は70%ともいわれています。市民の安心・安全を守るためには、東海第二原発は廃炉をもとめるべきと考えますが、再度、ご答弁願います。