日本共産党水戸市議団と大内久美子県議は加藤市長に救援と復興に関する要望書を3月29日に提出しました。要望書の要旨は下記の通りです。
<strong>原子力事故対策の危機打開と早期収束を</strong>
1、福島原発事故の危機を打開し、原子力関係者の知恵を
総結集するよう政府に強く求める。原発事故の正確な情
報提供を政府にもとめる。
2、放射能汚染の正確なデータを公表する。
3、ほうれん草、原乳などが出荷制限となっている農家、酪農
家への全面的補償を行う。
<strong>地震で壊れた住宅の再建のために</strong>
1、家、屋根などが壊れた住宅の修繕工事費に水戸市が
助成する。
日立市は今回の地震で10万円の修繕費助成を実施。
2、地震で住宅を失った被災者のため、市営住宅、県営
住宅仮入居(半年間家賃無料)をすすめる。希望者全
員が入居できる戸数を確保する。
3、水戸市が保管するブルーシートを配布する。
<strong>水戸市独自の見舞金制度を</strong>
1、水戸市独自の災害見舞金を実施する。
坂東市では屋根が破損した世帯に3万円の見舞金を支給
している。
2、被災者支援制度を「広報みと」で周知徹底する。
生活支援制度の貸し付け、災害見舞金、税金の免除、保険
料の免除、公営住宅仮入居などの制度を被災者が利用で
きるようにする。
3、り災証明書の敏速な発行を行う。
<strong>商店、業者、農家へ支援制度の充実を</strong>
1、被災した農家・業者・商店に対し、水戸市独自の緊急融資
を実施する。
2、現在の災害援護資金貸付金は、据置き期間を3年から
5年に延長する。無利子、保証人なしの制度に改善する。
<strong>道路・橋梁の早期復旧、大谷石の回収</strong>
1、陥没した道路、凸凹になった道路の補修。
2、通行止めとなっている梅戸橋、国田大橋の早期開
通をはかる。
3、倒壊した大谷石、ブロック塀の災害ごみは水戸市
が早期に回収する。20110402215314_0