水戸市は国保年金課の窓口で留め置いている２，８９７世帯分の短期保険証を４月３０日までに郵送交付することを明らかにしました。高校生以下の子どもも含まれ、無保険状態だったすべての子どもに短期証が届くことになりました。水戸生活と健康を守る会（中庭緋佐子事務局長）の交渉に対し、市の出沢秀行国保年金課長が回答したものです。水戸生健会は４月２８日、３０人が参加して加藤浩一市長あてに短期保険証の即時交付などを求める要望書を提出しました。日本共産党の中庭次男、江尻加那の両水戸市議が同席しました。市は昨年と同様、国保税を５回以上滞納した６７５２世帯に半年間しか有効期限のない短期証を発行しました。３月末現在で３，４７８世帯が郵送交付されず窓口に留め置かれていました。守る会には保険証がなく病院に行けないとの訴えが寄せられていました。要望は国保税値下げも要求しています。中庭事務局長は「短期保険証の留め置きは許されない。郵送交付は当然。今後は正規保険証の交付を求めたい」と語っています。2010年5月26日