茨城県後期高齢者医療広域連合(県広域連合)は1月29日、来年度の保険料を値上げせず、据え置く予算案を発表しました。これは県広域連合がもっている後期高齢者医療給付費準備基金積立金など約32億円を全額取り崩して値上げ抑えるもの。一人平均の保険料は年4万6,992円となります。正式には2月17日の県広域連合議会で決定されます。これまで日本共産党茨城県議員団、市町村議員団は1月15日に「積立金を取り崩して値上げしないことをもとめる要請書」を県広域連合に提出し、1月19日にも茨城県社会保障推進協議会、茨城県高齢期運動連絡会は県広域連合議会に値上げ反対の請願書を提出しております。茨城県広域連合議会の鈴木貞夫議員(笠間市議)は「値上げしないでほしいとの運動と署名の成果だ。今後は廃止をめざして奮闘したい」と語っております。