水戸市生活と健康を守る会(栗田一男会長)は三十日、橋本昌茨城県知事と加藤浩一水戸市長に、低所得世帯に灯油代購入補助の実施をもとめ要望書を提出しました。この交渉には守る会の二十二名と日本共産党の大内久美子県議、中庭次男水戸市議が参加しました。要望書は灯油代補助の対象は①生活保護世帯②非課税世帯③一人親世帯④高齢者世帯⑤障害者世帯とし、茨城県はその半額を補助し、全市町村で実施すること、水戸市に対しては直ちに補助の実施することをもとめています。
応対した県福祉指導課の川村等課長は「値上げで大変なのはわかるが県財政は厳しい」と答えました。
水戸市では応対した小林保健福祉部長は「市補助は考えいないが、国、県の動向を再度確認して、その上で検討する」と答えました。参加者から「灯油代の節約で風呂は週二回にした」「ストーブは午後六時から七時半しか使わず、布団に入り早く寝る」「ストーブを使わないため寒くて寝られない。早急に灯油代の補助を実施してほしい」と訴えました。水戸生活と健康を守る会は昨年十二月三日にも水戸市長に灯油代購入補助の実施を申し入れております。20080205211533_0