7月25日の水戸市国民健康保険運営協議会(袴塚孝雄会長・水戸市議)で高橋靖市長は国保会計の赤字を理由に来年4月1日から国保税を値上げするため、その値上げ額や税率について、運営協議会に諮問し、意見をもとめました。

<strong><font color=”#CC0000″>10月3日に値上げの答申</font></strong>

次回、8月29日の運営協議会に水戸市から値上げ額や税率が提示され、9月26日に値上げ額を決め、10月3日、市長に値上げの答申を行います。

<strong><font color=”#CC0000″>中庭次男委員、値上げに反対、徹底審議を要求</font></strong>

中庭委員は国保に市内4割の世帯が加入しており、値上げは市民生活に大きな影響をあたえ、自営業者、年金生活者などの生活を困難にし、値上げ反対だと主張しました。またわずか2回の運営協議会で値上げ額をきめるのではなく、徹底した審議をおこなうべきだと主張しました。

<strong><font color=”#CC0000″>所得にくらべて高い国保税</font></strong>

水戸市の国保税は所得に比べて高く
一世帯平均(年)15万6,816円
一人平均(年)  8万8,002円

<strong><font color=”#CC0000″>国保加入者の多くは低所得</font></strong>

国保加入世帯の56%の半数以上を占める2万4,414世帯は年所得100万円以下の低所得となっています。値上げすれば、払いたくても払えない世帯を増やすだけです。

<strong><font color=”#CC0000″>国保一人当たりの一般会計からの補助は県平均の3分の1</font></strong>

国保税の値上げをおさえるため、県内の市町村では、一般会計から国保に補助をだしております。水戸市は少なく、県平均の3分の1、稲敷市、桜川市の10分の1となっています。水戸市でも他市町村なみに国保に補助を実施していれば、赤字にならなくてもすみました。
値上げ反対の署名にとりくみましょう。
<strong><font color=”#CC0000″>一人当たり、一般会計からの補助</font></strong>

稲敷市  36,351円
桜川市  35,229
常陸大宮 28,637
古河市  19,609
神栖市  18,249
常総市  18,012
水戸市  3,604
全県平均 9,578