特別養護老人ホームの待機者は25年度、水戸市内で449名おり、そのうち要介護2以下は130人と介護保険課長が明らかにしました。5月26日の市議会文教福祉委員会の中庭次男議員の質問に答えもの。
衆議院で可決され、参議院で審議中の医療・介護総合法案では特別養護老人ホームに入所できるのは、要介護3以上となります。
医療・介護総合法案が今国会で成立すると、要介護2以下の130人は特養ホームに入所できなくなります。中庭議員は老老介護、劣悪な環境の「お泊まりデイ」などに入所せざるを得ない状況に追い込まれ、孤独死も生れてしまうと主張し、引き続き特養ホームに入れるように国にもとめること、水戸市でも介護保険制度の改悪に反対するよう主張しました。
介護保険課長は「入所できない高齢者は在宅介護などを利用することになる」と答弁しました。