【中庭次男 質問】
次に今年6月の学校図書館法の改正により、児童、生徒が学校図書館の利用促進のため、来年4月から学校司書をおくよう努めるとされました。全国の学校司書の配置率は小学校で47.9%、中学校では47.6%となっていますが、水戸市では配置されていません。第3次水戸市図書館基本計画(案)では小中学校に学校司書を配置することは明記されておりません。水戸市は過去に一部の学校で配置したことがありましたが、今回の法律改正をうけて、来年度から学校司書を配置する考えはあるのかお伺いいたします。

【教育次長 答弁】

中庭議員の一般質問のうち,教育行政についてお答えいたします。
学校司書の配置についてでございますが,児童生徒の確かな学力を育てるとともに,子供たちの豊かな人間性を培うためには,学校司書を配置することは,学校図書館活用の活性化のために,一つの有効な手立てであると認識しております。
本市では現在,司書教諭を12学級以上の各学校へ配置することや,すべての学校が市立図書館と連携をして,学校向け図書の団体貸出を行うなど,子供たちの読書環境や学習環境の充実を図っております。
また多くの学校では,PTAや地域の方々に図書館ボランティア活動を行っていただいております。
今後につきましては,充実した学校図書館を提供していくため,第6次総合計画において,図書館サポーターの配置などを位置付けており,学校図書館活用促進のための一つの手段である学校司書の配置について検討してまいります。