3月定例水戸市議会が3月4日に開会されました。中庭市議は3月12日の一般質問で、国保税の値下げを高橋市長に求めます。

水戸市の国保税は値上げを繰り返し、所得にくらべて大変高い国保税となりました。滞納世帯は3割、12000世帯にのぼっています。

水戸市は滞納したら、年金、給料の差押えを実施しています。その件数は4年間で1767件にのぼり、差押えで、家賃も払えず、暮らしがなりたたなくなったとの訴えも寄せられております。

一方、水戸市の国保会計はこの4年間、毎年黒字であり、昨年度の黒字は7億8,000万円。さらに水戸市が来年度、県へ納める国保の納付金は前年度とくらべて7億4000万円減額となります。値下げの財源あり、来年度は1世帯1万円の値下げをもとめますが、いかがでしょうか。

子どもが多い家庭ほど国保税が高くなり、子育て支援に逆行する「均等割」は廃止、または減額して国保税を値下げすべきであります。

岩手県宮古市では子どもの均等割は19年度から完全廃止することになりました。財源は法定外繰り入れで対応するとしました。水戸市も法定外繰り入れを増額するなど、均等割を廃止、または減額すべきと考えるが、答弁を求めます。

来年度、国保税の限度額が96万円に3万円引き上げが実施されます。限度額の引き上げはやめることをもとめますがお答えください。下の写真は昨年12月議会の一般質問で国保税の値下げをもとめた中庭議員です。