65歳以上で介護認定を受けていない水戸市内の高齢者49,000人に対し「健康自立と基本チェックリスト、ニューズ調査」を、水戸市は2011年度から2013年度の3年間:実施しました。昨年度は38,828人が回答し、この中で認知症の疑いがある高齢者が5,500人いることが明らかになりました。
これは5月26日の水戸市議会文教福祉委員会で中庭次男議員の質問に高齢福祉課長が答弁したものです。
この調査の中には認知症に関する質問が3項目あり①同じことを繰り返し聞くことがある。②自分で電話番号をしらべて電話をかけられない。③今日は何月何日であるのかわからないとの質問に一つ以上該当していると回答した人数が5,500人いたものです。
これは介護認定を受けている高齢者を含めていません。介護認定を受けている高齢者は1万500人いますから、この中の認知症の人を含めると水戸市では1万人近くいるのではないかと推計されます。