2024年6月水戸市議会 田中まさき議員 一般質問

(2)ごみ袋料金の値上げ中止を

もうひとつ、ごみ袋などの一般廃棄物処理手数料も見直しを行う方針ですが、どういう検討をするのでしょうか。

そもそも、水戸市のごみ袋は、45リットル10枚で300円、1枚30円ですが、こちらも近隣自治体の中で最高額です。

城里町は25円、ひたちなか市・茨城町・笠間市20円、那珂市は15円で水戸市の半分です。

しかも、水戸市のごみ袋の料金収入は年間約4億円、作成経費が1億5千万円。もともと2億5千万円のもうけがあります。

これがそのグラフです(パネル)

また「えこみっと」への家庭ごみの直接搬入手数料も、近隣自治体の中で最高額ですから、どちらも値上げどころか、値下げすべきではないでしょうか。

ごみ袋は市民生活に密着した公共料金です。

給食費への補助などで子育て支援といいつつ、子育て世帯も含めて下水道使用料やごみ袋を値上げするとは矛盾しています。

物価高騰であえぐ市民生活に追い打ちをかける値上げはすべきではないと考えますが、答弁を求めます。

 

<答弁>市民環境部長 

田中議員の一般質問のうち,一般廃棄物処理手数料についての御質問にお答えいたします。

本市のごみ処理事業に係る令和4年度の歳入につきましては,ごみ収集袋や処理券などの手数料と清掃工場に直接搬入されたごみ処理手数料の合計額が約8億3,200万円で,令和2年度と比較して約3パーセントの増となっております。

さらに,清掃工場「えこみっと」の運営経費の一部に充当する余剰電力の売払収入が約8億6,800万円となっております。

一方,歳出につきましては,清掃工場「えこみっと」の運営経費,第三最終処分場の運営経費,ごみ収集袋等の作成費に加え,プラスチック製容器包装,ペットボトル等の資源物や,蛍光管,スプレー缶等の有害ごみ等の収集経費など,令和4年度におけるごみ処理に係る経費の合計額は約33億2,000万円となっており,清掃工場「えこみっと」稼働開始時の令和2年度と比較して約7パーセントの増となっております。

近年の人件費や燃料費等の高騰により,令和2年度よりも経費負担が増加傾向であるため,健全なごみ処理事業を運営していくうえで,経費の縮減はもとより,歳出に見合った歳入の適正な確保を図ることが非常に重要であると認識しております。このため,受益者負担の原則に基づく適正な費用負担のあり方等についてしっかりと検討していく必要がございます。

これらのことから本年2月に水戸市廃棄物減量等推進審議会にごみ処理手数料のあり方について諮問し「受益者負担の割合が妥当であるか」,「近隣自治体と比較して,手数料に大きな差はないか」,「歳出を抑制できているか」,「排出抑制効果を得ているか」などを検証の視点として,御審議をいただいているところでございます。

これらの検証の視点や今後見込まれる運営経費,社会経済情勢などを考慮しつつ,水戸市廃棄物減量等推進審議会からのご意見等をいただきながら,物価高騰などの影響を受けている市民の皆様の生活事情も加味し,ごみ処理手数料の見直しについて,慎重に検討してまいります。