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水戸生活と健康を守る会は7月2日、午後1時半から生活保護費引き下げ反対の審査請求書の提出にともなう口頭意見陳述を、茨城県庁で行いました。
守る会から審査請求書を提出した生活保護受給者など18名が出席しました。
県からは福祉指導課の課長補佐と2名の係長が口頭意見陳述の聞き取りを行いました。 最初に審査請求人代理人の中庭次男水戸市議が代表して「生活保護費引き下げに反対する口頭意見陳述書」を読み上げ、昨年8月と今年4月にわたっての生活保護費の引き下げは憲法25条で保障された生存権を侵害するものであり、引き下げは不当なものであり、撤回を求めました。
このあと、13人の生活保護受給者が厳しい生活の実態を訴えました。「冠婚葬祭に出席できない。親の葬式にもお金がなくいけず、悔しい思いをした」「医者から毎日風呂に入るように言われているが、ガスがかかり風呂に入れない」「就職活動をしたいが、作業服や靴などが買えず、仕事が見つけられない」「消費税増税と水道料金値上げに加え、保護費の引き下げで生活のやり繰りができない」と深刻な訴えが行われました。
最後に、水戸生活と健康を守る会の中庭緋佐子事務局長が「生活困窮者いじめの引き下げはやめるべきだ」と主張しました
出席者からは県知事は審査請求をみとめ、保護費引き下げをやめてほしいと訴えました。以上