水戸市立図書館の指定管理者制度(民間委託)導入の是非を審議する水戸市立図書館協議会が11月12日、市立西部図書館で開かれました。
図書館協議会委員の中庭次男市議は「民間委託は単なる人件費の削減が目的であり、臨時職員をさらに増やすことになり、市民サービスが低下する。郷土資料の収集などもおろそかになる。全国で図書館を民間委託している市町村は11%で、茨城県では潮来市だけ。民間委託は反対だ」と主張しました。
他の委員からも「民間委託した千葉県習志野市立図書館を視察したが、水戸市立図書館の方が良い」「公立の図書館だからできるサービスがある」などの意見がだされました。民間委託は引き続き図書館協議会で審議することになりました。