2015年4月から
高齢者祝い金 77歳への支給(1万円)を廃止

1月10日の文教福祉委員会で中庭次男議員は、①高齢者祝い金の改悪、②学校給食費の消費税増税分値上げ、③図書館の民間委託、④就学援助の適用基準の4点について質問しました。
約2,500人への高齢者祝い金を廃止
 水戸市は高齢者祝い金制度を改悪し、77歳の支給を廃止するため、昨年12月20日から1カ月間、意見公募(パブリックコメント)を実施しております。
現在は77歳で1万円、88歳で2万円、99歳で3万円の高齢者祝い金を支給しています。
中庭議員は市議会文教福祉委員会で「77歳の支給を廃止すると約2,500人の高齢者が祝い金を受け取れない。年金が下がるなかで、高齢者は楽しみにしている。廃止により、祝い金総額は半分になり、支給人数も約2,500人へることになる。廃止はやめるべきだ」と主張しました。
高齢福祉課長は「今年3月議会に77歳への廃止条例を提案する。2015年度から廃止する」と答弁しました。

高齢者祝い金の支給状況 2012年度

年齢

 受給者(人)

年額

総額(万円)

77歳

2,526人

1万円

2,526万円

88歳

1,054人

2万円

2,108万円

99歳

90人

3万円

270万円

合計

3,670人

4,904万円

学校給食費の値上げをやめよ

水戸市は、今年4月から消費税の8%への増税にともない、学校給食費を値上げを検討しています。
中庭議員は消費税増税分は値上げせず、据え置くように主張しました。学校教育課長は「現在検討中である」と答弁しました。
水戸市の学校給食費は小学校で4,300円、中学校で4,500円(共同調理場)です。水戸市内の生徒数は小学校、中学校で約21,000人おり、市が給食費の消費税増税分約2、730万円を負担すれば、値上げしなくてもすみます。

市立図書館の民間委託は中止を

水戸市は市立図書館(市内に6館)に指定管理者制度を導入して民間委託するため、昨年8月に水戸市立図書館協議会に「指定管理者制度を導入する」との諮問を行いました。図書館協議会で導入することについて審議が行われいます。
経費削減で市民サービスの低下
中庭議員は「市立図書館に民間委託が導入されると、経費削減で臨時職員が多く採用され、図書の専門的な案内(リファレンス)が不十分となる」と主張しました。
「指定管理者は適切でない」 図書館協会
 また日本図書館協会は2010年3月に「指定管理者制度の適用は適切ではない」と見解を示しました。
文部科学大臣も「指定管理者制度の導入により、経費削減で図書館職員の長期雇用が保障されず短期的な職員の入れ替わりによる弊害がでてくる」と、民間委託は好ましくないとしてしています。
また総務省も図書館に指定管理者制度の導入は無理があると指摘しています。
水戸市立中央図書館長は「これらの見解は承知している」と答弁しました。

就学援助の対象者の拡大を

就学援助は低所得世帯の小学生、中学生の学校給食費、教材費などを補助する制度です。
125名が就学援助をうけられない
 また「生活保護基準額の減額により、125人の生徒が就学援助がうけられなくなる」と市が答弁しました。
国は生活保護基準額はこの今後3年間で、平均6.5%、家族が多い世帯では10%を削減します。そのため、就学援助をうけられない世帯が生じます。
「適用基準を拡大する」と市が答弁
 中庭議員は市議会の一般質問や文教福祉委員会で改善をもとめてきました。
中庭議員は就学援助を適用する親の収入基準を生活保護基準の1.5倍に引き上げるように主張しました。
市は「来年度は収入基準を現行の1.2倍より拡大する」と答弁しました。

週刊ニュース 2014.1.19 (PDF)