新清掃工場の建設用地から大量の産廃。2966立方m
3月30日に水戸市議会新ごみ処理施設に関する特別委員会が開かれ、中庭次男議員は新清掃工場の用地の大部分は砂利採取跡地に建設が行われることから、基礎工事をきちんとおこなうことを主張しました。新ごみ処理施設(新清掃工場、リサイクルセンター、最終処分場)の建設用地は元砂利採取場跡地のため、昨年水戸市が行った造成工事では2966立方mのコンクリートガラなどの産業廃棄物が発見されました。さらに砂利採取場跡地は埋め立てられたため、土質が不均一で地盤改良事業が行われるました。そのため、産廃処分費と造成工事費が当初より10億6000万円も余計にかかり、市議会で日本共産党市議団は土地売買契約書にもとづいて、売り主にその費用を請求すべきではないかと主張しました。
新清掃工場の基礎工事では8mから18mの杭を163本を打ち込む
同日の特別委員会で示された資料では、今後行われる新清掃工場の基礎工事では長さ8mから18mの杭を163本も打ちこみ、さらにリサイクルセンターでは10mの杭を21本を打ち込むこととしています。
中庭議員はこれで本当に大丈夫なのか、地震などに耐えられるのかと主張し、安全であるとの根拠をもとめましたが、市執行部は杭基礎工事は業者の地質調査のうえ行われているとの答弁にとどまり、明快な答弁はありませんでした。今後も建設工事かきちんと行われかどうかの監視が必要となっています。