株式会社西友は十一月六日に水戸駅北口の「リヴィン水戸店」は来年半ば(六月)までに閉店すると発表しました。
水戸店が従業員に対し今年九月に行った説明会で「遅くとも来年三月までに閉店する」と説明しております。日本共産党水戸市議団が三月閉店について西友本部に確かめたところ「個々の店の閉店時期は個々に決める」(広報部)と否定しませんでした。
<font color=”#FF0000″><strong>ウォルマートの完全子会社</strong></font>
アメリカの大手商業資本ウォルマートは今年六月までに西友の株を百%取得し、完全子会社にしました。その後、全国二十の不採算店の閉鎖を決め、水戸店もその中に含まれました。今月十一月までにそのうち七店舗が閉鎖されます。
水戸市と水戸商工会議所、茨城県は十一月六日に西友本部に「市民生活や地域経済及び雇用等に重大な影響を及ぼす」として「存続と継続営業」の要望書を提出しました。
リヴィン水戸店が直接採用した従業員は約百名(うちパートは約八十名)でテナントの従業員を含める三百人以上になります。六十歳代の従業員(女性)は「突然の閉鎖でおどろいている。解雇されたら働くところがない。年金だけでは生活できない」との訴えもよせられています。リヴィン水戸店は1971年に「西友ストア水戸店」として開店し、2000年に「リヴィン水戸店」と名前を変えました。日本共産党水戸市議団は閉店の中止と雇用の継続をもとめます。20081111200042_0