3.交通行政

(1)水都タクシーの利便性向上について

次に水都タクシーの運行について、利便性の向上をもとめて質問します。 水都タクシーは、公共交通空白地区における移動支援として、市内11地区で運行されています。

年齢制限もなく、住んでいる地区内ならば500円、市内の医療機関ならば距離が遠くても片道1000円で行くことができるなどのメリットもあるサービスだと思います。

同時にその一方で、学区単位でくぎられている日常生活圏域外に出ようとすると、医療機関を除けば交通結節点にしか行けないという決まりがあります。

利用者からは「たしかに学区内にスーパーもあるが遠くて普段は使わない。よく行く近隣のスーパーは学区が違うため水都タクシーが使えない」という声を聞きます。

ある酒門地区の方は「いきいき交流センターふれしあに行こうと思ったが、地区外のため、行き先は指定目的地の関鉄バス吉沢車庫のみと言われた」とのこと。

また加倉井町の高齢で一人暮らしの方は「病院に行きたいがバスも水都タクシーもない。タクシー代が高いので大変」という訴えでした。ちなみにすぐ隣の妻里地区は水都タクシーが利用できますが加倉井町はエリア外で走っていません。

このように、買い物や病院の受診をとっても、市民生活は学区の境で分かれているわけではありませんから、水都タクシーの日常生活圏域を、学区で区切るのは無理があるのではないでしょうか。「利用しやすくありがたい」と思ってもらえるサービスとしていくために、それぞれの地域の市民生活の実態にあった圏域の設定や、行き先の拡大が必要と考えますが、これまでの利用実態にもとづく市の見解を伺います。

<答弁:佐藤市長公室長>

水都(すいっと)タクシーの利便性向上について

田中議員の一般質問のうち,水都(すいっと)タクシーの利便性の向上についてお答えいたします。 水都(すいっと)タクシーにつきましては,本市の公共交通計画に,バス交通を基本としつつ,公共交通の少ない郊外部における市民の皆様の足の確保策として導入することを位置付けており,日常生活における移動手段として幅広く御利用いただいております。

平成29年に国田地区から実証実験を開始し,令和4年度の 10月には,当初計画に位置付けた全11地区で運行しており,令和5年度における利用者数は,6,726人となっております。

水都(すいっと)タクシーで行ける場所として,指定目的地を定めており,鉄道駅やバスターミナル等の交通結節点,買い物等で利用するための日常生活圏及び医療機関等を,地元の地区会と協議の上,設定しております。 利用実態につきましては,高齢者の通院利用が最も多くなっております。

運行地区の設定に当たっては,地区会のエリアを基本としてきたところでありますが,現在導入している11地区の隣接地域にお住まいの方々から,生活環境が同じ状況でありながらも,対象となっていないため不便であるとの御意見をいただいたところであります。

そのため,エリアの拡大について,「水戸市第7次総合計画-みと魁・Nextプラン-」に位置付け,今年度に入り,隣接地域における対応の調整を図ったところであります。 運行に係る協議が調った,酒門町の一部,田野町,筑地町,赤尾関町及び小林町については,本年10月1日から当該地域で運行を開始する予定としております。

今後とも,地区会等の御意見を伺いながら,より多くの方々に快適に利用していただけるよう,更なる利便性の向上に努めてまいります。

水戸市の水都(すいっと)タクシーのホームページ

水都(すいっと)タクシーについて(交通政策課) – 水戸市ホームページ (mito.lg.jp)