日本共産党水戸市議団は8月29日、安部元首相の国葬をめぐって高橋靖市長に対し「『国葬』の中止と弔意表明の強制を行わないことを求める要請」を行いました。要請項目は(1)国葬中止を国に求めること(2)市の施設での弔旗の掲揚は行わないこと(3)市民や市職員に弔意の表明を強制しないことの3点です。

高橋市長は「市民や職員への弔意の表明は強制しない」と回答。「学校や市施設での弔旗掲揚は考えていない」と表明し、「『国葬』の中止を求めることは考えていないが2億5000万円の費用についてはもう少し説明が必要だ」と述べました。また自身の「国葬」への参列については「要請もないし考えていない」と答えました。

一方、同日の市議会運営委員会で、須田浩和議長が「国葬」に参列するため来月開会の定例会について、当初日程(9月27日まで)の延期を提案し決定されました。田中議員は議長の参列と議会日程の変更に反対しました。