項目
新市民会館300億円
こんな計画すすめていいの?!
水戸市は新しい市民会館を、泉町・京成百貨店の向かい側に再開発事業で建設しようとしています。
田中議員は代表質問で「施設計画が過大であり、300億円もの税金投入は認められない。位置も含め白紙に戻すべきだ」と主張しました。
高橋市長は「2,000席の大ホールを中心に、施設全体で3,000人のコンベンションが可能な施設として、早期整備を進める」と答弁しました。
全国では2,000席を超える大型施設の稼働率が低く、赤字を税金で穴埋めしている例が沢山あります。
日本共産党は、幅広い市民の意見を聴いて計画を見直すよう求めています。
新市民会館建設の概要
総事業費は300億円以上
工事費と周辺整備を含めた総事業費は300億円を超え、どこまで膨らむかわかりません。
完成後の運営費も旧会館の3倍、年間約3億円と見込まれます。
- 新市民会館建設費 148億~160億円
- 舞台関連・備品等 32億円
- 再開発事業費 103億円
- 専用駐車場整備費 20億~30億円
3,700名収容の大規模施設 大ホールは2,000席、旧会館の2倍に
大ホールは2,000席の計画で旧会館の2倍、県民文化センター大ホールの1,500席を上回るものです。
新市民会館は全体収容が3,700名。
一方で専用駐車場は300台だけで、いまだに建設場所も示されていません。
- 大ホール 2,000名
- 多機能ホール 500名
- 展示ホール 300名
- 会議室(大・中・小) 900名
- 合計 3,700名
STOP!戦争法案 戦争法は廃案に
憲法9条まもろう 水戸市内1,000名デモ行進
日本共産党水戸市議団と江尻かな県議は、戦争法反対のデモ行進に毎回参加し、「戦争法は廃案に。憲法9条を守ろう」と訴えています。
田中議員は、6月議会の代表質問で「安全保障関連法案は憲法9条違反であり、アメリカの戦争に日本が参戦し、若者を戦場に送るものだ」と主張、市長として反対を表明するよう求めました。
市長は「慎重に判断すへきだ」と答弁しました。
また日本共産党水戸市議団は、6月議会に「安全保障関連法案の慎重審議を求める意見書」を提出しました。
国保税の引き下げと低所得者支援を 土田きよみ議員
土田議員は一般質問で「国保会計の黒字や、100億円の財政調整基金を活用して、高すぎる国保税を引き下げるべき」と主張しました。
国保会計は10億円を超える黒字
水戸市の国保会計は、昨年度だけで10億3000万円を超える黒字となりました。
4年連続の黒字で、累積赤字も解消されています。
一方で、2013年度の大幅値上げで、払いきれない世帯が1万6千世帯にのぼっています。
国保税の支払いで保護基準以下に
また、国保税を支払うと、生活費が生活保護基準より大幅に下回る世帯があり、生存権を脅かす重大な問題であると追及し、水戸市独自の減免制度を設けるよう求めました。
その他の質問項目
- 東海第2原発は再稼働を認めず廃炉に ─広域避難計画は非現実的で不可能─
- 狭あい道路整備と生活道路の雨水対策
- 老朽化した学校施設の速やかな改修を
介護保険料の値上げ中止を 中庭次男議員
今年4月からの介護保険料20%値上げにより、一人平均、年1万1640円の負担増となります。
中庭議員は水戸市のためこみ金(財政調整基金)100億円のうち、8億円で値上げが中止できると主張しました。
保健福祉部長は「値上げせざるをえない」と答弁しました。
特養ホームの利用料も増加
また、特養ホーム等の入所者が、食費・居住費の軽減をうける場合、今年8月から、銀行通帳の写しや、金融機関調査の同意書の提出が求められます。
軽減がなくなると、月最大6万7000円も負担が増えてしまいます。
中庭議員は「プライバシーを侵害し、軽減が受けにくくなる」と主張、資産調査の中止を求めました。
保健福祉部長は「通帳の写しが必要となるが個人情報の取り扱いは慎重に対応する」と答弁しました。
その他の質問項目
- 老人福祉センターを増設すること
- 生活保護費の引き下げは中止すること
- 市営住宅のハト対策に防止ネット設置を
- マイナンバー制度は中止すること
開放学級 希望者全員受入れを 田中まさき議員
市内小学校では、開放学級の待機児童が74名もいます。
田中議員は「定員いっぱいで小学1年生と3年生の子を預けられない」という母親の声を紹介。
年間を通して、すべての小学校の開放学級で、希望者全員、全学年の受入れを求めました。
場所と支援員(指導員)を確保する
教育長は「待機児童解消や全学年受け入れのため、新たな専用棟建設や、余裕教室の転用で場所を確保する。支援員確保へ待遇改善を検討する。平成31年度までに年間を通し6年生までの受入れ実現をめざす」と答弁しました。
保育所待機児童(今年4月)158名…増設求める
田中議員は保育所待機児童ゼロへ、増設計画の引き上げを求めました。
高橋市長は「今年度、民間保育所3か所、来年度2か所開設し、450人の定員を増やす」と答弁しました。
その他の質問項目
- 4大プロジェクトと財政見通しについて
- 水戸駅北口リヴィン跡地の再開発問題
- 東海第2原発の再稼働中止と廃炉
- 市立図書館の民間委託はやめ直営継続を
市立図書館は市直営の継続を
田中議員は代表質問で、市立図書館の民間委託計画は撤回し、市直営を継続するよう求めて質問しました。
来年4月、5つの図書館を民間委託
高橋市長は、5つの市立図書館(東部・西部・見和・常澄・内原)の運営を、来年4月から民間に委託する方針です。
目的は経費削減、市民サービス低下に
民間委託の目的は経費削減です。
市はこれまでの決算額をもとに、5年間で12億1000万円を上限に民間業者を選び、より安い業者が選定されます。
経費削減が、図書館の自主事業や図書購入へのしわ寄せとなり、司書職員の待遇悪化や、5年ごとの業者の交代で、市民サービス低下につながります。
今も少ない図書館予算
田中議員は「水戸市の図書館予算は類似都市と比べ少ない。市直営で拡充を」と主張。
6月議会に出された民間委託化の条例に日本共産党は反対しました。
採決の結果、反対5、賛成22の賛成多数で可決されました。
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