今週号の内容
・一歩拡充!(学童保育の充実は切実な願い・学級が1クラス増・利用児童数は2,400人にあらたに吉沢小、国田小で時間延長が実現・4年生以上の利用も拡大され447人に・指導員の処遇改善 時給860円にアップ!充実求める2,552名の署名が力に
水戸市 特養ホーム待機者 要介護2以下が130人 医療・介護総合法案…改悪で入所不可能に!
・認知症の高齢者 市内に約1万人 支援策の拡充を ●特養ホーム増設●独自ヘルパーに補助を
・6月議会(6/10~6/25)のお知らせ

小学校の開放学級が一歩拡充!

学童保育の充実は切実な願い
 共働き家庭の子どもが放課後や夏休みを過ごす学童保育は、保育所と同じく子育て支援の大きな柱です。水戸市では民間学童クラブの他に、小学校に設置された開放学級で学童保育が実施されています。
学級が1クラス増・利用児童数は2,400人に
 緑岡小学校は利用児童数が多いため、今年度から1クラス増やして4学級に。現在、33小学校に52の開放学級が開設されています。全体の利用児童数も昨年度当初の2,100人から2,432人に増えました。
あらたに吉沢小、国田小で時間延長が実現
 開放学級の開設時間は夕方18時までですが、保護者の働く実態をふまえ、可能なところから18時30分まで延長。今年度から吉沢小と国田小で新たに実施され、市全体で8校が時間延長となりました。
4年生以上の利用も拡大され447人に
 これまで原則3年生まででしたが、4年生以上も利用できるようにしてほしいとの要望を受け、夏休みなどを中心に高学年の利用が昨年度より拡大されました。
指導員の処遇改善 時給860円にアップ!
 開放学級の拡充に欠かせない指導員の処遇改善はまったなしの課題です。これまで時給換算で840円でしたが、今年度は860円に引き上げられました。
充実求める2,552名の署名が力に
 学童保育の充実を求めてきた江尻かな議員は「昨年、働く母親たちが初めて署名活動に取り組み、2,552名の署名を市長に提出したことが、こうした拡充につながっている。さらに改善をめざしたい」と取り組んでいます。

水戸市 特養ホーム待機者 要介護2以下が130人
医療・介護総合法案…改悪で入所不可能に!

水戸市の特養ホームの待機者は25年度末449名。そのうち要介護2以下は130人います。
5月26日の市議会文教福祉委員会で中庭次男議員の質問に介護保険課長が答えました。
衆議院で可決され、参議院で審議中の医療・介護総合法案では特別養護老人ホームに入所できるのは、要介護3以上となります。
医療・介護総合法案が今国会で成立すると、要介護2以下の130人は特養ホームに入所できなくなります。
中庭議員は「老老介護、劣悪な環境の『お泊まりデイ』などに入所せざるを得ない状況に追い込まれ、孤独死も生まれてしまう」と主張。引き続き特養ホームに入れるよう国にもとめること、水戸市でも介護保険制度の改悪に反対するよう主張しました。
介護保険課長は「入所できない高齢者は様々なサービスを組み合わせて利用する」と答弁しました。

認知症の高齢者 市内に約1万人 支援策の拡充を
●特養ホーム増設●独自ヘルパーに補助を

ニュースイラストNo5895月26日の市議会文教福祉委員会で中庭次男議員が市内の認知症高齢者の実態を質問しました。
市がアンケート調査
 水戸市は2011年度から2013年度の3年間、65歳以上で介護認定を受けていない水戸市内の高齢者49,000人に対してアンケート調査(健康自立と基本チェックリスト、ニーズ調査)を実施。
高齢福祉課長は「昨年度は38,828人が回答し、この中で認知症の疑いがある高齢者が5,500人いた」と答弁しました。
アンケートの認知症に関する質問は3項目。①同じことを繰り返し聞くことがある、②自分で電話番号を調べて電話をかけられない、③今日は何月何日かわからない。1つ以上該当すると回答した高齢者が5,500人いました。
ただし、これは介護認定を受けた高齢者を含んでいません。介護認定をうけた10,500人の中の認知症の人を含めると水戸市では1万人近い認知症の方がいると推計されます。
ホームヘルパーに助成を
 認知症高齢者が増える中で、特養ホームの増設、市独自のホームヘルパーへの助成など、患者や家族を支えるサービスの拡充が急務です。

6月議会(6/10~6/25)のお知らせ

6月10日(火)本会議開会
11日(水)質問通告締切
17日(火)代表質問(中庭議員)
18・19日(水・木)一般質問(江尻議員・田中議員)
20・23日(金・月)常任委員会で議案審査
25日 (水)本会議閉会

質問内容などについて、ご意見やご要望をお寄せください。議会傍聴に、ぜひお越しください。

 

週刊ユース 2014.6.1 (PDF)