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水戸市役所の新庁舎基本計画(案)が発表

パブリックコメントに積極的な意見提出を

水戸市は9月30日、本庁舎整備特別委員会で「庁舎整備基本計画(案)を発表しました。

 レイアウト4案(A・B・C・D)しめす

現在地建替え方針のもと、庁舎をどこに建築するかAからDまでの4つのレイアウト案が示されました。AとBは7階建て、CとDは10階建ての案です。
10月7日の特別委員会で、田中議員はユニバーサルデザインやバリアフリー、各階の配置、A案の151億円の事業費と他の案との比較などについて質問しました。
市は「各課は壁で仕切らないオープンフロアとして見通しのよい庁舎にしたい。多くの市民が来庁する窓口は低層階に配置する」と答弁しました。

住民説明会を要求

中庭議員は震災時に周辺の道路やライフラインが大きなダメージをうけたことを踏まえた対策を要求。
市は「外構の沈下対策や設備配管の耐震性を高める」と答弁しました。
また、中庭議員が市民説明会の開催を要求したのに対し市はパブリックコメントを実施するとの答弁にとどまりました。パブリックコメントは10月16日から11月14日までの1か月間です。

水道料金の値上げ反対署名にご協力を

水戸市は来年4月から水道料金の値上げを計画しています。高橋市長が値上げを諮問した水道事業審議会は10月3日、平均で11%の大幅値上げ案を答申しました。
一般家庭では17%値上げに!!
水道を月25トン使う家庭の場合は、14%の値上げで消費税3%増税分と合わせ17%もの大幅値上げとなります。
10月末までに反対署名を広げよう
値上げ条例が出される12月議会にむけて「水道料金値上げ反対市民連絡会」が市長あての陳情署名を集めています。ぜひご協力を。

 『生活保護引き下げやめて』

86世帯が不服請求

生保受給者が県に口頭陳述で訴える

10月4日茨城県庁内で、生活保護費引き下げに反対し審査請求書を提出した15名が、県当局に対し引き下げの不当性を一人一人訴えました。
これは、今年8月に実施された生活保護費引き下げに反対し、水戸生活と健康を守る会が茨城県知事に86世帯の審査請求書を提出した際、県に対し実施をもとめていた口頭意見陳述です。

夕食は見切品、バス代なく病院行けない

参加した生活保護受給者は口頭意見陳述で「食事は一日2回、風呂は週2回にしている」「夕食はスーパーで値引きになった見切り品を食べ、衣服はこの数年買ったことがない」「心筋梗塞だがバス代がないため、病院になかなかいけない」「お金がなく娘の結婚式にでられず涙を流した」などと訴えました。
安倍内閣は今後2回(来年4月、再来年4月)引き下げを実施することを決めており、守る会は実施させない運動をすすめることにしています。

水戸生活と健康を守る会が県に対して行った生活保護引き下げの不服審査請求を報道する茨城新聞(9月26日付)

水戸生活と健康を守る会が県に対して行った生活保護引き下げの不服審査請求を報道する茨城新聞(9月26日付)

週刊ニュース 2013.10.13 (PDF)