図書館を民間委託していいのでしょうか

水戸市が図書館協議会に諮問

水戸市立図書館協議会が8月6日に開かれ、水戸市から「市立図書館への指定管理制度の導入について」の諮問がだされました。
この諮問は「指定管理者制度の導入により、開館時間の延長、民間のノウハウをいかした事業の展開ができ、運営経費の削減のメリットがある」としています。
今後も協議会を開き今年12月までに答申をだすとしています。市民の声も聞かず、アンケートもおこなわす、水戸市は民間委託をおこなう方針です。

中庭議員は民間委託の問題点を指摘

図書館協議会委員の中庭次男議員は民間委託の問題点を指摘しました。

 ①県内では民間委託は一カ所のみ

県内の公立図書館で民間委託しているのは潮来市立図書館だけです。全国でも民間委託しているのは1割にすぎません。

見和図書館

②直営こそ市民サービスが向上できる

図書館の開館時間の延長は予算を確保すれば、現在の市直営でもできます。

③会社の儲けに

佐賀県武雄市で今年4月に「ツタヤ」の関連会社CCCに市立図書館の運営を委託し、図書館の入り口には雑誌や本の販売が行われコーヒーチェーン店の「スターバックス」を併設しました。企業の儲けの対象となるとの批判もだされています。
また、図書貸し出しカードはCCCの「Tカード」となりポイントが付与され、本の貸し出しの履歴が委託会社に提供され、思想、表現の自由が侵害されると日本図書館協会も反対との見解がしめされています。日本共産党は引き続き、直営維持のために奮闘します。

 国民健康保険税の値上げ撤回を

国保会計は2年連続の黒字

8月7日に水戸市国民健康保険運営協議会が開かれ、中庭次男議員は今年度の国保税値上げの撤回を主張しました。水戸市の国保会計は2011年度は1億3,355万円の黒字、12年度は3億3,954万円の黒字となる同日の運営協議会で明らかにされました。
中庭議員は2年連続の黒字ならば今年度の9.2%の値上げは必要ないと主張。国保年金課長は「今後3年間で赤字が見込まれ、値上げが必要である」と答弁しました。

市税(国保税含む)滞納での差押え急増 3年間で4.8倍にも

水戸市は国保税を含む市税の滞納世帯には給料を差押えるなど厳しい取り立てを行っています。

年度ごとの差押え件数
年度 2010年度 2011年度 2012年度 2011年度比
差押え件数 510件 962件 2470件 4.8倍

国保加入世帯の約6割は年所得100万円以下

国保加入世帯で、年所得100万円以下が6割近くをしめるなど、生活困窮者の割合が大きくなっています。水戸市は国保税を5期以上滞納した世帯、8,325世帯に短期保険証(半年間のみ有効)を発行しています。

年度 年所得100万円以下
世帯数 構成比(%)
2008 19,554 51.2
2009 23,645 53.8
2010 24,161 55.0
2011 24,414 56.2
2012 25,212 58.1

共働き家庭の子ども 放課後・夏休みの学童保育

開放学級は 6年生まで拡大を

暑い夏休み、共働き家庭の子どもたちが通う開放学級に対して、保護者から相次いで要望が寄せられています。
開放学級は、小学校の余裕教室や専用建物で行っている水戸市の学童保育で、すべての小学校で実施。1~3年生を中心に約2,000人の児童が利用しています。

<寄せられた相談・声>

高温注意報が出される猛暑なのに、開放学級の場所(体育館ロビー)にエアコンがない。何とかならないの?(緑岡小の保護者)

利用は3年生までで、ようやく今年から4年生も夏休みだけ利用できるようになったけど、早く6年生まで通えるようにしてほしい。今すぐ、待ったなしの願いです。(飯富小の保護者)

働き始めることになったので開放学級に申し込みに行ったら、定員一杯で入れないと断られ、相談もできなかった。子育て支援の行政とは程遠い現実に落胆・・・(見川小の保護者)

預けられるのは朝8時からなので仕事に間に合わない。開放学級をあきらめ、毎朝、実家の母に子どもを預けて働いています。(千波小の保護者)

共産党市議団はこれまでも願いを届け、少しづつ水戸市の開放学級を改善させてきましたが、まだまだ遅れています。子どもの成長と働く親を支える大事な事業として、これからも充実を求めます。
ご相談や要望をお寄せ下さい。

週刊ニュース 2013.8.25 (PDF)