本日(2023年1月7日)、水戸市内の一般新聞に「日本共産党水戸市議団ニュース・710号」が折り込まれました。そうしたら毎日新聞が「フランスの核燃料サイクル手詰まり」という特集記事。まるで水戸市議団ニュースの「東海第2は廃炉に。60年超運転・新増設ストップ」の記事とコラボしているかのようなタイミングです。毎日新聞の記事によると、原子力施設が集中立地するフランス北西部のコタンタン半島で、新たな使用済み核燃料のプールを建設するフランス電力に対して、かつてない大規模な抗議運動が起きているというのです。核燃料サイクルが破綻して核のゴミがたまり続けていることが原因とのことです。コタンタン半島にあるオラノ社(旧アレバ)ラアーグ再処理工場には、すでに日本の使用済核燃料も保管されており、プルトニウム80トンのうち日本からのものが16.7%(約14トン)、日本の責任も大きいわけです。記事は日本の現状について『日本が国内外で保管するプルトニウムは21年末時点で約45・8トン。核爆弾数千発分に相当する』『誰がどう見ても破綻状態にある日本の核燃料サイクル』『原発大国であるフランスですら核燃料サイクルの困難さが増している中、日本で原子力政策が順調に進むと考えるのは”神話”に過ぎない』とあります。本当にそのとおりですね。原発回帰を進め60年を超えても動かそうという岸田政権、許せません。将来世代に深刻な負の遺産を残すことにしかならない原発。再稼働も新増設もやめさせましょう。

有料記事ですが毎日新聞の記事はこちらです。

気候革命:「核ごみ、いらない」(その1) 仏の原発ムラ抗議 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

気候革命:「核ごみ、いらない」(その2止) 仏核燃サイクル手詰まり | 毎日新聞 (mainichi.jp)