今回の水戸市の水害は昭和61年の時を上回る過去最大のものとなるとのことです。最も被害の大きかった藤井・岩根地区の水が引けて現地調査することができました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員や梅村さえ子前衆院議員、茨城県議団とともに水戸市議団も同行しました。

町の風景は茶色です。濁流に沈んだまちの凄まじさに絶句してしまいました。ほとんどの家屋が床上浸水で、だめになった家財道具が道路わきに搬出され、ゴミ収集車が回収にまわっているところでした。

水戸市は今日から罹災証明の受付をはじめました。飯富中学校体育館の避難所には現在約100人が避難しており、婦人防火クラブのボランティアの皆さんが豚汁の炊き出しをしていました。校庭にはキッチンカーが来て暖かい食事を提供していました。体育館の隣の武道場は、ペット同伴の避難者の避難所としていました。被災者のお風呂は老人福祉センターの長者山荘や城里町のホロルの湯を無料で利用できるそうです。

飯富幼稚園に設けられた「現地災害対策本部」を訪れ実情を伺いました。