選挙投票日翌日の10月23日、田中議員がメンバーになっている水戸市の国保運営協議会が開かれました。来年度から国保制度が県単位化されることに伴い、水戸市の国保税がどうなるのか大きな問題です。

茨城県が示した第3回の試算に基づき、水戸市の国保税がどうなる見込みか、市から説明がありました。
それによると、水戸市が県に収めるべき年間保険料総額は、約66億5000万円となる見込みです。平成29年度に水戸市が市民から徴収する国保税総額(一般分)は61億9000万円であり、約4億6000万円の差があります。これを国保税値上げでまかなう場合、一人当たり7160円、一世帯平均1万1600円もの大幅値上げとなります。

田中議員が一般会計からの繰入で値上げ中止を要求

田中議員は「今でも所得の15%以上の高すぎる国保税であり、3割以上の世帯が滞納している。国は10月18日に見解を発表し、県単位化に伴う大幅な国保税値上げを回避するため、一般会計の繰入で国保の赤字を補てんすることを容認した。水戸市の国保会計は、平成28年度に一般会計の法定外繰り入れを行わなくても黒字であり、一般会計からの繰入を行って、制度変更に伴う値上げを回避すべきだ」と主張しました。

次回の国保運営協議会は11月28日に行われる予定です。水戸市は来年度の国保税率について詳しい資料を示す見込みです。