日本共産党水戸市議団ニュース717号pdf

2023年6月議会、改選後初の定例議会の報告です。日本共産党水戸市議団ニュースNo.717号を発行しました。田中まさきが代表質問、土田きよみ議員、中庭由美子議員が一般質問を行いました。市長提案の議案のうちマイナポイント事業の延長などに反対しました。
また、水戸市南町北地区の旧プリンスビル周辺地区のマンション開発計画に対して市の補助を求める他会派の議員の質問や陳情がありました。陳情は私の所属する建設企業委員会で審議になりました。私は「ビルの老朽化による壁の崩落に対して市が行政代執行で除去したのはやむを得ない措置だ。安全や活性化のためにマンションなどを開発したいという地元の意向は自由だし尊重する。しかし、行政代執行の費用4500万円の返済もなく、泉町広小路や水戸駅北口に続き新たにマンション開発に約7億円も補助することは認められない」と主張しました。要するに「マンションつくりたければ自力で、自己資金で、税金補助に頼ることなくやったらどうですか」ということです。よって代執行の代金の返済があれば補助していいかと言えばそれも賛成できません。ちなみに陳情は共産党以外の賛成で可決、これをうけて水戸市は早速国に南町北地区のマンション開発への補助(優良建築物建設補助事業)の要望を行い、第7次総合計画にも盛り込むという手回しの良さ…いやはやです。水戸市には老朽化した学校や整備が遅れている生活道路や、あれやこれややるべきことが山積しているのに、資金力のあるマンション業者や一部の企業の利益のための補助にはとても賛成できません。優先順位をまちがえていると思います。