1310民報みと_候補者発表 (PDF)

記者会見日本共産党茨城県委員会は10月30日、次期衆院選挙・茨城1区の予定候補に大内久美子県議会議員を、大内県議の後継者として茨城県議選・水戸市選挙区の江尻かな水戸市議会議員を擁立することを発表しました。日本共産党水戸市議団は勝利躍進をめざし奮闘する決意です。皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。

候補者発表について民報みとを発行しました。

 

江尻議員からのあいさつ

2013年10月30日に日本共産党茨城県委員会(田谷武夫委員長)は、2014年12月の次期県議選の予定候補の第一次分を発表しました。

私は、大内久美子県議からのバトンタッチをめざして、水戸市・城里町選挙区で立候補することを決意しました。みなさんのご支援を心からお願いいたします。

大内県議は水戸市議、県議とこれまで40年の議員活動を経て、来るべき衆議院選挙で茨城1区の候補者として国政に挑戦することを発表しました。大内県議は「今度は国政を変えていく。弱い立場の人にこそ政治の光を当てることが私の活動の原点。住民の声が届く国の政治をつくりたい」と決意を語りました。
県議選への立候補は、私自身にとって40歳という節目での大きなチャレンジです。また、水戸市で日本共産党が高橋清県議から大内県議へと1970年から11期44年間連続で確保してきた議席を引き継いでいくことの大事な責任も感じています。

私は水戸市議になって11年になりますが、これまで多くの方に支えられ、「子育ても 仕事も 老後も 安心の水戸」をめざし一歩一歩前進してきました。この間の経験と出会いを生かし、精一杯がんばる決意です。
徳島県で生まれ育った私が、建築デザインを学びたいと筑波大学に入学し、卒業後に水戸市内の建築設計事務所で働きはじめ、結婚して子どもを生みました。「子育てしやすい水戸市にしたい」と市議選に立候補し、29歳の時に当選させていただきました。

10年前は子どもの医療費補助は0~2歳までしか受けられませんでした。「お金の心配なく子どもを病院に連れていきたい」との子育て世代の願いを市に訴え続け、ちょうど今月(2013年10月)から中学3年生まで対象が広がりました。インフルエンザなど子どもの予防接種費への補助実施も母親の願いが実現されたものです。
そして、「保育所に入れない子どもをなくして」と保育所の増設を求め続け、10年間で水戸市の認可保育所は7カ所増え、定員を約1,000人増やすことができました。それでも今現在225人の待機児童がいます。また、「子どもが遊べる児童館を水戸市にも!」と新婦人の皆さんと署名を集めて市長に届け、2カ所の子育て支援センター(わんぱーく・みと、はみんぐぱーく・みと)をつくる大きな力になりました。

子育て支援だけをとっても、私はこうした活動や経験を通して、「市民の願いは時間はかかっても必ず実現する」「市民の声が行政を動かす力だ」ということを確信しています。大きな県政を動かすのも同じです。東海第2原発を廃炉にしていく課題も同じです。

今、市民・県民の運動や取り組みが広がっています。その要求をもとにした運動を応援し願いを実現していく県政の役割、そして国言いなりではなく市町村行政をしっかり支えていく県政が強く求められています。少しでも早く、一つでも多くの県民要望が実現できるよう、その推進役になりたいというのが私の思いです。

「人間らしく働き続けたい」、「子どもが大事にされる社会に」、「高齢者も障がい者も生きいき暮らせる世の中に」、「ムダ使いをなくして税金は庶民のために」、「東海第2原発は廃炉に」「憲法9条を子ども達の未来に」―たくさんの願いを届ける日本共産党の議席がどうしても必要です。
3.11東日本大震災と福島原発事故を経験し、あらためて経済至上主義、金融資本主義につきすすめば、かならず自然や環境、生物の営みや、人間の暮らしが維持していけないことを強く感じています。そして、貧富の格差の拡大と、不安定な労働が大きな不安を招いています。
一方、お金が全てではない生き方を選び、新しい形でものを生産し、新しい技術や地域コミュニティを生み出していこうという動きに注目が集まっています。自分が大事にしたいもの、子どもの未来に引き継いでいきたいものを真剣に考え、自分らしく生きていこうという価値観が広がっているように感じています。
同時に、政治や政党、議員の役割も新しいものに進化していくことが必要なのかもしれないと感じています。
なお、県議選に続いて2015年4月に行われる予定の水戸市議選では、私に代わる候補者をしっかりと生み出して、水戸市での日本共産党市議団の役割が果たしていけるよう、合わせて頑張る決意です。
私も県議選までの期間は、これまでどおり水戸市議として活動を続けますので、みなさんどうぞよろしくお願いいたします。

つたない私の決意を最後までお読みいただきありがとうございました。