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(田中議員)
4.選挙行政について
(1)期日前投票所の増設について
次に、選挙行政について質問します。先の衆議院選挙は、冬真っ只中の1月から2月の選挙で、投票日当日が大雪予報だったこともあり、期日前投票が大混雑となりました。
特に市役所には、投票日前々日・前日に投票したい市民が殺到し、駐車場も満車状態、市役所1階は超蛇の列ができ、投票まで1時間以上かかることになりました。
赤塚出張所も同様で、出張所のスペースがせまいために、寒い屋外に長蛇の列となりました。
現在、水戸市では、常設の期日前投票所を6箇所設置していますが、今回の衆院選では、投票総数の約56%(55.5%)が期日前投票で、投票日当日の普通投票は約44%(43.8%)でした。
期日前の方が多いというのが、最近の国政選挙の傾向とのことです。こうした状況をふまえますと、期日前投票所をもっとふやすことが必要ではないでしょうか。
(2)移動式期日前投票所の実施について
また、移動式期日前投票所を実施することです。これは、大型バスなどを投票所とするもので、地区ごとに日時を決めて市民が近所で投票できるようにするものです。
県内では日立市や常陸太田市、高萩市などで、中核市でも金沢市などが実施しています。
先の衆院選後、私は常澄地域の90代の高齢者から「車の運転をやめたため、期日前の常澄出張所まで歩いていくことは不可能です。移動式の投票所をぜひ実施してほしい」と訴えられました。
今後も高齢化が進むにつれて、市内でも移動困難者が増加すると見込まれることから、投票機会をより多く確保するという観点で、水戸市も移動式期日前投票所を実施すべきではないでしょうか。
以上で、第一回の質問を終わります。答弁によりましては、再質問いたします。
(答弁 秋葉欣二 選挙管理委員会委員長 )
(1)期日前投票所の増設について
田中議員の選挙行政についてのうち,期日前投票所の増設についてお答えいたします。
本市では,各種選挙において,市役所本庁舎,常澄庁舎,内原庁舎,赤塚出張所,水戸駅ビルエクセルみなみ及び茨城県トラック総合会館の6箇所に,常設の期日前投票所を設けております。
また,近隣住民に加え,大学生に対する啓発も兼ねる目的で,日にち限定で大学に期日前投票所を設置しており,2月の衆議院 議員総選挙においても,茨城大学に期日前投票所を設けました。
御指摘の混雑についてですが,期日前投票所を利用する有権者は増加傾向にあり,これまでも各選挙において,投票日の前日は混雑しているため,投票所のレイアウトを変更し,投票記載台を増やしたり,案内をする職員を多く配置するなどの対策をとるとともに,事前に市ホームページや啓発チラシ等で周知することで混雑緩和に努めております。
今回の選挙では,投票に際し,「二重投票」や「投票用紙の交付誤り」を防ぐため,投票所内に入る人数に,制限を設け,適正な管理執行に努めたこと,また,投票日に雪となる予報から,早めに投票を済ませたいという有権者意識が働き,特に,投票日の前日と前々日の混雑が顕著だったものと分析をしております。
新たな期日前投票所の設置につきましては,急な選挙においても,スペースの安定的な確保ができるか,二重投票防止のための ネットワーク構築ができるか,投票事務従事者の人員確保や地域 バランスなど,様々な課題があるため,これらの課題を整理しているところであり,今回の状況も踏まえ検討してまいります。
(2)移動式期日前投票所の実施について
次に,移動式期日前投票所の実施についてお答えいたします。
移動期日前投票所につきましては,自宅から投票所まで向かうことが困難な方,いわゆる交通弱者の方の投票機会確保と投票環境 向上のための対応策の一つとして認識しております。
実施している他自治体の状況では,既存の投票所を廃止して代替とするケースや,公共交通の乏しい山間地域など投票所まで移動が困難な区域を対象として導入している例が多い状況でございます。
現時点では,導入している自治体の事例等を研究しているところであり,人口減少社会の到来や高齢化の進行など,社会環境が大きく変化する中で,投票機会の確保がより求められるため,さらなる調査・研究を進めてまいります。
選挙管理委員会といたしましては,期日前投票制度が浸透している状況のもと,有権者にとって身近な施設で投票することができる環境を整えることは,投票率の向上にも寄与するものと考えているため,今後も,検討を重ね,充実した投票環境の整備に努めてまいります。


