次に市長の政治姿勢について3つの質問をいたします。これらはすべて市長の政治的決断で、ただちに改善、実現できるものであり、真摯に向き合い、ご答弁願います。

まず、今回示された来年4月からの水道料金の値上げについてです。平均改定率は11パーセント、約5億円の負担増となります。水戸市の水道会計は毎年黒字で、平成30年度末の純利益は5億円もありました。水道料金は10月からの消費税増税で値上げしたばかりです。消費税増税で生活や商売が大変になっているときに、続けざまにまた値上げではたまらないというのが市民の実感です。働く人の実質賃金も下がり続け、年金も引き下げられている中、これ以上の負担増を押し付けるべきではありません。しかも大規模な水害で市民生活が大きな打撃を受けている最中です。さらに市民負担を増やす姿勢は改めるべきです。市民生活を支えることこそ市長の仕事であり、値上げの中止、条例の撤回をもとめます。