新年で特に感動したのは、1月7日の「しんぶん赤旗日刊紙」の一面に掲載された「『特攻隊』志願者の共感」の記事でした。戦前、特攻隊に志願した加藤敦美さん(88歳)は戦争法反対のシールズのデモをテレビでみて、「今のあなた方のようにこそ、われわれは生きたかった」と朝日新聞に2015年7月に投書し、これをシールズの奥田愛基さんが集会で読み上げ、多くの共感を得たとの内容でした。

私は昨年暮れから正月にかけて、テレビでベトナム戦争の記録映画をみましたが、「共産主義の侵略を許すな」と多くの10代から20代のアメリカの若者が侵略戦争にかりだされ、6万人が命を落とし、ベトナム人が300万人も犠牲となった現実をあらためてみて、戦争の悲惨を痛感しました。今年こそ、戦争を放棄した憲法9条をまもり、安倍内閣の憲法9条改悪を許さない運動を広げたいとの思いを一層強くしました。