12月7日に水戸市議会の議員控室に盗聴器が発見されました。保守系会派の「水政会」(3人)の控室です。

これは前日の6日の夕方、外部(マスコミ)から水戸市に通報があり、翌7日に水戸市財産活用課が盗聴器を発見する専門の業者に依頼し、すべての臨時庁舎を調査し、最後に議会棟(本会議場、議員控室がある)を調査したところ、同日午後6時半に盗聴器が発見されました。水戸市は午後7時に警察に通報し、8日午後には警察の鑑識課による捜査が行われました。議会棟の議員控室以外では盗聴器は発見されませんでした。

私(中庭次男)も8日午前9時頃、市役所に行きましたが、すでに報道陣が駆け付け、テレビ、カメラの撮影で、ものものしい雰囲気でした。

盗聴器の設置は絶対に許されない行為であり、強く糾弾するものです。

議員控室では議会での発言準備や、市政の調査研究を行ないます。また市民の陳情、要望を受け付ける大事な場所であります。

盗聴は犯罪そのものであり、議会活動や政治活動の自由や個人のプライバシーを侵害する卑劣な行為であります。

水戸市はいま4大プロジエクト(市民会館、市役所、清掃工場、東町体育館)などの建設で合計1000億円の大型公共事業を発注し、議会で真剣な論議をしている最中であり、12月議会中であります。

日本共産党は盗聴という卑劣な行為に強く抗議すると同時に、市民の要求実現、市政刷新に全力をあげる決意です。