国保税学習会で“怒りの声”が続出
11月10日に開かれた「国保税学習会」で、参加者から「いまでも高い国保税を値上げしたら払えない」「市長は市民の暮らしを知っているのか」など怒りの声がよせられました。
この学習会は水戸市社会保障推進協議会が主催し、赤塚1丁目のミオスで開かれました。中庭次男議員が講師となり、35名が参加しました。

国保税滞納を分割納付しても預金を差し押え
昨年度の差し押さえは前年2倍の351件
滞納で保険証もらえず、全国で手遅れ67名死亡

国保学習会で、江尻かな議員が国保税滞納分を分納しても預金全額が差し押さえられた母子家庭の例を紹介。
また、茨城県民主医療機関連合会の中山弘子事務局長が、保険証未交付により全国で67名が死亡した例を報告。水戸生活と健康を守る会の中庭緋佐子事務局長は、病院の通院費が払えず手遅れで死亡した例を話しました。

過去4回の値上げ総額14億7,600万円
一世帯3万2,000円の値上げ

水戸市は2004年から2011年までの8年間に4回の値上げを実施し、値上げ総額は14億7,600万円、一世帯平均3万2,000円の値上げを実施してきました。

今回は総額6億5,920万円、一世帯平均1万7,000円の値上げ
水戸市は、国保税を来年4月から値上げする計画です。総額6億5,920万円の過去最大の値上げ計画で、年所得200万円の4人家族世帯では4万円値上げされ年額40万円という高い国保税となります。

値上げ反対で副市長に申し入れ、11月20日(火)午前10時から
水戸市社会保障推進協議会は副市長に、値上げ反対の署名(第一次分)を提出します。11月20日午前9時30分までに、水戸市民会館4階会議室にご参集ください。集まっている署名がありましたら、お持ちください。20130111161021_0