12月21日の12月定例水戸市議会最終日、日本共産党水戸市議団が提出した「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加に反対する意見書」が賛成18、反対9で可決されました。賛成は共産党の3名、自民党、保守系議員、公明党の一部の議員と社民党が賛成し、民主党、みんなの党などが反対しまた。可決された意見書は「TPP参加により、米の生産の9割が減少、農林水産業は壊滅的打撃を受け、大震災からの復興に逆行する。医療、保険の分野など国民生活のあらゆる分野で規制緩和が行われ、アメリカ型の貿易と投資の自由化、市場原理が最優先となり、国のかたちが大きく変えられてしまう。TPP交渉に強く反対する」としています。今年3月定例議会では日本共産党水戸市議団が提出した「TPPへの参加に反対する意見書」は継続審議となり、5月の市議会改選で審議未了廃案となっていました。以上