水戸市には、7カ所の老人福祉センターがありますが、水戸市の西部地区には老人福祉センターがありません。
2008年に南部老人福祉センターが建設され、昨年には末広老人福祉センターが建設されましたがその後の建設計画はありません。
水戸市西部地区に隣接している老人福祉センターは石川2丁目にある「あかね荘」ですが、赤塚、見川地区からも多数の高齢者が訪れ、年間31,242名の利用者があり、3番目に多い利用となっています。
赤塚地区からくる利用者はバスを乗り継ぎ自宅から30分以上もかかり、さらに自転車でくる人もおり、途中の交通事故が心配だとの家族の声もよせられています。
今年は暑い夏のため、あかね荘に来る人が熱中症にならないよう玄関に冷たい麦茶を用意しています。
今年7月28日に行われた赤塚地区市民懇談会で老人福祉センターを建設してほしいとの要望がだされました。
市民懇談会にはこれまで4回にわたり、1997年、1999年、2001年、2004年に建設の要望がだされており、市民の切実な要望となっています。
当時の市民懇談会で加藤市長は「第5次総合計画の中では東部地区と西部地区にそれぞれ一カ所、老人福祉センターを建設する」と答弁しましたが、いまだに西部地区には建設されておりません。
現在、65歳以上の高齢者が水戸市でも約25%をしめ、4人に一人が65歳以上となっています。
この中でも、高齢者のみ世帯、一人暮らし高齢者が増えており、囲碁、将棋、カラオケ、お風呂が楽しめ、看護婦が相談にのる健康相談室がある老人福祉センターの増設が強くもとめられています。
いつ西部地区に老人福祉センターを建設する計画なのか、中庭次男市議は9月定例市議会で高橋市長にせまります。20120910135646_0