【中庭次男 質問】
来年度予算編成について質問いたします。
日本共産党水戸市議団は11月17日、2015年度水戸市の予算に関する要望書」を高橋市長に提出しました。
今年7・8月に日本共産党水戸市議団は市民アンケートを実施し、600通を超える回答が寄せられました。
市民から寄せられた切実な要望を150項目にまとめて来年度予算要望書を提出したものです。おもなものとして
① 消費税10%への増税はやめる。
②市税、国保税などの滞納にともなう給料や年金の差押えをやめる。
③米価暴落から農家の経営と暮らしをまもる。
④東海第二原発は再稼働ではなく廃炉にする。
⑤子どもの医療費助成を高校卒業まで拡大する。
⑥待機児童解消のため、認可保育所を増設する。
⑦特別養護老人ホームを一層増設する。
⑧国保税を一世帯1万円引き下げる。
⑨下水道料金、保育料、介護保険料などの値上げはやめること
などであります。
この実現のために過去最高の83億円にまで増えた財政調整基金を活用してすみやかな対応をもとめるものでありますが答弁をもとめます。

【財務部長 答弁】
中庭議員の一般質問のうち,来年度の予算編成についてお答えいたします。
平成27年度予算につきましては,「第6次総合計画の着実な推進」と「行財政改革プランの推進による財政構造の健全化」というふたつの基本方針のもと,編成作業を進めているところであります。
このうち,「第6次総合計画の着実な推進」につきましては,現在策定を進めている3か年実施計画に基づき,4つの施策の大綱の視点に立ったものとし,特に「魁のまちづくり重点プロジェクト」については,優先的かつ集中的に推進することとしております。
「行財政改革プランの推進による財政構造の健全化」につきましては,持続可能な財政基盤の確立を図るため,行財政改革に徹底的に取り組み,中長期的視点に立った規律ある財政運営を行っていくものとしております。
現在,歳入歳出全般に渡る精査を進めているところございますので,ご質問のありましたご要望に対し,個別にお答えできる段階ではないことをご理解お願いします。