中庭次男議員は2018年6月議会の一般質問で、市営住宅行政について取り上げました。

市営住宅の修繕費の増額と

  風呂釜と浴槽の設置について(要約)

6月議会の一般質問で、中庭次男議員は市営住宅の修繕費の増額と風呂釜と浴槽の設置を主張しました。水戸市営住宅では建築後40年以上の建物が多数あり、雨漏り、風呂のドアの腐朽など、入居者から多くの修繕要望が出されています。しかし、修繕費は年1億4,000万円と少なく、3,000万円も減額されました。

また市営住宅の70%で風呂釜と浴槽が設置されておらず、空き室は全体で700戸、20%にのぼっています。都市計画部長は「修繕費の増額が必要あれば対応する。風呂釜と浴槽は計画的に設置する」と答弁しました。

質問と答弁の全文は下記の通りです(全文)

中庭議員の質問

市営住宅行政についてお伺いいたします。

第1点は市営住宅の施設維持補修費、すなわち修繕費の増額について質問いたします。

市営河和田住宅では建築後40年以上の建物が多く、雨漏りも至るところで起きています。壁のはがれや、風呂のドアが腐食し閉まらない(写真)など老朽化がすすみ、さらに階段に手すりをつけてほしい、空き家のベランダにハト防止のための網をつけてほしいなど、数多くの要望が水戸市に出されております。

この間の修繕費の推移を見ますと、水戸市が市営住宅を民間委託する2013年度までは平均で年1億7,300万円でしたが、茨城住宅管理センターに委託になった2014年度から修繕費は年1億4,300万円と3000万円も減額となり、入居者の要望に答えることができなくなっています。

団地内の樹木の枝払いや伐採の要求も(写真)、予算がないなどの理由で、先送りになってきました。入居者の要望に応え、住みよい団地にするためにも少なくとも修繕費を

年2億円に増額することを求めます。また市営住宅を訪問して、修繕などの要望を聞く、巡回相談員を配置してはいかがでしょうか。

第2は、市営住宅の空き家対策について質問いたします。

空き家はこの5年間で急速に増え700戸になり、20%が空き家になっています。入居の障害の一つが風呂釜と浴槽が設置されていないことにありますが、風呂の設置率は何%でしょうか。風呂の購入に15万円から20万円もかかり、入居の障害となっています。市営住宅でも新築や建て替えた場合、風呂は設置されており、不公平であります。すべての市営住宅に風呂を設置すれば、空き家対策にもなり、また入居時の負担軽減なりますが、設置する考えはないのかお伺いいたします。

都市計画部長の答弁

中庭議員の一般質問のうち,市営住宅の施設維持補修費についてお答えします。

市営住宅の施設維持のための補修につきましては,現在,指定管理者であります茨城県住宅管理センターが,入居者や自治会からの依頼に基づき修繕を行っているところであります。

修繕にかかる費用につきましては,過去の実績等から施設維持補修費として指定管理料に計上しているところであり,平成26年度の業務委託以後,指定管理料の範囲内で適切に修繕が行われているところであります。指定管理料を超えて修繕が必要となる場合につきましては,指定管理者との協定において「特別な事情がある場合は,協議により指定管理料の額が変更できる」としていることから,状況により指定管理者と十分な協議のうえ,対応してまいりたいと考えております。

また,団地内の巡回訪問につきましては,現在,指定管理者が建物の維持保全や事故の未然防止を目的に,全団地を対象に団地巡回パトロールを実施しております。また,緊急的な修繕対応につきましては,指定管理者において24時間コールセンターを設けております。議員御提案の各入居者に対する巡回訪問による修繕等の聞き取りにつきましては,修繕の速やかな実施のため現行通り直接指定管理者にお知らせ頂きたいと考えております。

次に,空き家対策の風呂釜や浴槽の設置についてお答えします。市営住宅における平成28年度末現在の,浴槽や浴室給湯設備の設置率は31%となっております。本市としても空き家の発生原因と浴槽等との関係につきましては,浴槽等がない住宅では入居状況が悪く,特に階数が高い住宅で空き家が多く発生していることを認識しております。このため,すでに,浴槽や風呂釜の計画的な整備を行うこととしており,対象住戸における優先順位づけや,設置時期,設置費用の軽減手法などについて検討しているところです。いずれにしましても,現在,風呂は必要不可欠な住宅設備でありますので,計画的な整備を行ってまいります。

中庭議員の一般質問のうち,市営住宅の施設維持補修費についてお答えします。

市営住宅の施設維持のための補修につきましては,現在,指定管理者であります茨城県住宅管理センターが,入居者や自治会からの依頼に基づき修繕を行っているところであります。

修繕にかかる費用につきましては,過去の実績等から施設維持補修費として指定管理料に計上しているところであり,平成26年度の業務委託以後,指定管理料の範囲内で適切に修繕が行われているところであります。指定管理料を超えて修繕が必要となる場合につきましては,指定管理者との協定において「特別な事情がある場合は,協議により指定管理料の額が変更できる」としていることから,状況により指定管理者と十分な協議のうえ,対応してまいりたいと考えております。

また,団地内の巡回訪問につきましては,現在,指定管理者が建物の維持保全や事故の未然防止を目的に,全団地を対象に団地巡回パトロールを実施しております。また,緊急的な修繕対応につきましては,指定管理者において24時間コールセンターを設けております。議員御提案の各入居者に対する巡回訪問による修繕等の聞き取りにつきましては,修繕の速やかな実施のため現行通り直接指定管理者にお知らせ頂きたいと考えております。

次に,空家対策の風呂釜や浴槽の設置についてお答えします。市営住宅における平成28年度末現在の,浴槽や浴室給湯設備の設置率は31%となっております。本市としても空家の発生原因と浴槽等との関係につきましては,浴槽等がない住宅では入居状況が悪く,特に階数が高い住宅で空家が多く発生していることを認識しております。このため,すでに,浴槽や風呂釜の計画的な整備を行うこととしており,対象住戸における優先順位づけや,設置時期,設置費用の軽減手法などについて検討してるところです。いずれにしましても,現在,風呂は必要不可欠な住宅設備でありますので,計画的な整備を行ってまいります。

下記の写真は市営河和田住宅の樹木で、枝払いをしていないため、付近の住民から日当たりが悪いなどの苦情がきています。