中庭次男議員は、5月24日の水戸市臨時議会で、国保税の課税限度額の引き上げに反対討論を行いました。水戸市は今年4月から課税限度額を4万円引き上げて93万円とするものです。新たに限度額に該当する世帯は662世帯はとなり、増税額2,900万円です。

課税限度額になる世帯は、4人家族(夫婦二人、子ども二人)で年所得680万円(月平均57万円の世帯)です。水戸市は国保税を年8回にわけて納入しますから一回の納入額は11万6000円となります。月所得57万円の世帯で国保税11万6000円は重い負担となっています。

国保会計はこの5年間、毎年黒字となり、2016年度の黒字額は6億8200万円あります。中庭議員はこの黒字を活用して、限度額引き上げはやめ、据え置くことを主張しました。