6月支給が前倒し

12月定例水戸市議会が12月12日に開かれ、中庭次男市議は代表質問で「小・中学校に入学する場合は、ランドセルや制服などを準備するお金は小学校で6万円、中学校でも10万円以上もかかり、親の負担が大変だ。県内でも笠間市で来年2月に就学援助の入学準備金を支給する。水戸市でも就学援助の世帯に入学前支給を実施すべきだ」と主張しました。
本多清峰教育長は「就学援助金の入学準備金を入学前に支給する。保護者に『広報みと』で周知を図り、新入学説明会の中でもお知らせする」と答弁しました。
入学準備金の支給はこれまで入学後の6月でしたが、今回は来年1月の「広報みと」と1月末の新入学説明会で周知を図り、来年3月に支給します。支給額は小学校で40,600円、中学校が47,400円です。

これまでの要望が実現

水戸市は入学準備金の支給人数を小学校で約120名、中学校で140名を見込んでいます。
中庭市議は今年3月市議会で入学準備金の増額を主張し、9月市議会で土田記代美市議は、前倒し支給を求めました。増額は今年度から実施されました。新婦人の会水戸支部のあるお母さんは「これまで要望してきたが、やっと実現した」と喜んでおりました。